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はじめに

こんにちは、フロントマネージャーの鈴木です！

さて今回は、インパクトについての解説動画！

インパクト……？なんぞや？

インパクトとは、クラブがボールに当たる瞬間のことです。

ボールを遠くに飛ばすため、曲げないためにはこのインパクトが非常に重要になってきます。

インパクトの際にフェイスが開いていれば（右を向いていれば）もちろんボールは右に飛んでいきますし、フェイスが閉じていれば（左を向いていれば）逆に左に飛んでいきます。

また、インパクトの際にしっかりクラブのホットスポットに当ててあげるとミート率（芯に当たっている率）が上がっていきます。

つまりまっすぐ球を出したい人、または曲がってしまう球ではなく曲がる球を打つ人が意識しなくてはならないのがこのインパクトです。

では早速、このインパクトではどのようなことが起きていて、理想ではどのように当たるのがいいのかを解説していきます！

LESSON

今回はインパクトのときにどのようなことが起こるのかを説明していきます。
わかりやすいので、アイアンで考えていきましょう。

改めて、ボールが当たるときにクラブとぶつかる瞬間のことをインパクトといいます。

単純に言うと”inpact 衝撃”ということになります。
つまり、「クラブがボールに対して当たって衝撃を与えてる」ということですね

実はこの時にどのようなことが起きているのかを知らなくて、みんなうまくいっていない人が多いです。

では、どのようなことが起きているのでしょう？

一つ目は単純にボールの方が柔らかいので、クラブと当たった時はボールがつぶれて飛んでいきます。

二つ目はクラブヘッドの当たるところを”フェース“と言いますが、よく見るとフェースには溝がいっぱいついています（アイアンの場合）。

この溝とボールが当たって咬むことによって、摩擦が起きてバックスピンがかかって飛んでいきます。

この2点がインパクトのときに起きている現象です。

このバックスピンが上手にかけることが出来たら、
遠くに長く飛んでいく、飛ぶ、上がるボールが出るようになります。

ではこの現象を理解したうえで、これを細かく解説していきます。

クラブがボールに当たるときに、アマチュアの方はやはりボールをターゲット方向に飛ばしたいので、ダフったりトップしないようにきれいに打とうとしますが…

実はそうではない！

横からクラブが来るよりも、ボールのやや斜め上からクラブが入ってくるような感じで当たった方が、当たった瞬間にボールとクラブが擦れるので、摩擦の量が増えます。
摩擦の量が増えるということはつまりバックスピン量が上がるので、高く遠くに飛ぶボールが打てるようになります。

※「上から打て」というアドバイスを言われたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、スイングの中心がどこにあるのかってのがわかっていれば、そんなに上から打つことを無理に考えなくても大丈夫です。

さらに、当たる瞬間=インパクトの瞬間というのは、クラブが地面についていなくても全然いいです。

実際のナイスショットは、当たった直後にクラブが地面に着くと出ます。

つまり、”クラブとボールが先に当たって、そのあとに地面に着く“ということです。

プロの試合を見ると、芝が飛んでいることをよく見ますが、あれは全部ボールの先の芝がとんでいるので、ダフっているわけではありません。

ただその角度が少しつきながら上から入ってくるので、ボールにプロの選手はバックスピン量を強くかけています。

ただしこれはヘッドスピードが多い人じゃないと強くかかりません。

それなりのヘッドスピードの人はそれなりのバックスピンになってしまいます。

が！
この打ち方を知っているかいないかでは、劇的にゴルフの内容が変わるので是非これを覚えてください。

インパクトの絵を参考にしてみましょう。

クラブヘッドが緩やかにボールに対して斜め上から入って当たるときがここ。

当たった後に地面に着くような感じで当たっていきます。

それをどうやるのかというのをすごく難しく感じるかもしれませんが、この時に考えるのはなにか？

皆さんグローブを左手だけしていると思いますが、つまりゴルフのスイングは左が主役なんです。

少し難しいイメージですが、
左腕とクラブが一本になるようなイメージをもって、左腕の付け根が肩、もっと言えば左の首筋が中心だというイメージをもつと、左の首筋あたりがこの辺の上になります。

手もよくハンドファーストという言い方をしますが（初心者の方は考えなくてもいいです）、左手のグリップの位置、また左の首筋の位置がこの辺にあるんだぞということを覚えて、その位置を変えないようにスイングしてきて、ボールに対してクラブが上から入っていくような感じだと最高です。

では練習の時にどのように練習すればいいのか、どのようなことを考えながらやるとうまくいくかを説明していきます。

実際に打つボールの先に紙切れを置きます。

実際に外の練習場でやると迷惑になってしまうのでダメですが…（室内なら大丈夫）

簡単にやる場合はボールの位置を鼻より左に置いておく

紙の位置が首の左端にあるようなイメージで、紙だけを見て打つ。

そうするとボールのことは意識せず、紙にクラブが吹くようなイメージで左手で引っ張り降ろすようなイメージで振り下ろせるようになります。

これがインパクトを極めるコツです！

「紙だけを見て紙に向かって振り下ろす」

これでうまくいくこと間違いなし！！